08804算数科指導法第1分冊

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    課題(1)
     現在学校で教えられている数学は150年程前から始められており、現在のカリキュラムベースを知るには、明治以降の数学教育の歴史を考えていく必要がある。
     明治初期の教科書は、欧米の数学書を翻訳・翻案したものが使われ、数学教育は発展的な段階であった。明治38年には、それまでの教科書検定制度が廃止され、教科書国定制度に変更された教科書が使用され、計算技術の教授が中心であるもであった。
     日本における数学教育は、第二次世界大戦を境に大きく分けられる。戦前・戦中では、初等教育終了が一般市民の最終学歴であり、日常生活で必要となる数学的な基礎知識と計算などの基本技能の習得が初等教育での教育目標となっていた。戦後は、中学校までが義務教育となり、代数や、図形の性質を証明する幾何などを全員が習得することとなったが、このことは現在でも続き、算数科の目標「数量や図形についての基礎的・基本的な知識および技能を身に付け」に結びつくと考察できる。
     戦後の算数教育として、昭和24年には生活の中に存在する問題を教材にし、それを解決する中で数学を教えるという単元学習を取り入れた。生活の中で数学を教えることは...

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