平成27~28年、日大通信、合格レポート、国際金融論(科目コード S31200)分冊2

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    資料紹介

    平成28年04月に合格を頂いたレポートです。
    先生からの講評では…”よくまとめられています。”とお褒めの言葉を頂いております。ご購入者様のレポート作りに役立てば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【国際金融論(科目コード S31200)分冊2】

    【課題】
    19世紀後半に成立した国際金本位制について、その成立の経緯と特徴について論じなさい。

    <ポイント>
    ① 国際金本位制は「ポンド体制」とも呼ばれるが、それはなぜか。
    ② 国際金本位制の時代、国際決済がどのような仕組みで行われていたか。
    ③ 国際金本位制のもとで、どのように固定為替相場が維持されるのか。

    <キーワード>
    ポンド体制、ロンドン・バランス、金平価

    【本文】
    報告課題の裏に記載があるポイントに沿って論述していく。
    ① 国際金本位制は「ポンド体制」とも呼ばれるが、それはなぜか。
    まずは、金本位制についての説明をする。金本位制とは、国の貨幣価値を金に裏付けられた形で金額を表すものである。当時、この金本位制を採っていたのはイギリス領であった国々(オーストラリアやカナダ)だけであったが、後にドイツが金本位制に移行したのをきっかけにほとんどの国が金本位制を採り、第一次世界大戦が起きた1914年までを国際金本位制の時代としている。
    国際金本位制は「ポンド体制」や「スターリング為替本位制」とも呼ばれている。それはポンドを自国通...

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