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第2設題 英語と日本語の広い意味での比喩の仕組みを比較対照し、特に両者の共通点に力点を置いて、どの部分がなぜ共通しているのかをデータに基づいて具体的に論ぜよ。
日本、イギリス、アメリカを含む、世界の国々は、長い歴史の中で独自の文化をはぐくみ、またそれらの国々の言語に色濃く影響を与えている。比喩表現においてもまた、それぞれの国の独特の表現があり、英語と日本語においても、言語の背後にある文化や社会を理解していなければ意味不明となるものもあるが、また言語の壁を超えた共通点を認めることができるメタファーも存在する。それらの表現においては、わたしたちの外界に対する感覚、理解、さまざまな認知プロセスにもとづく概念が反映されている。それらを日本語と英語で比較対照しながら、文化、言語の壁をこえた共通のメタファーの存在について考察したい。
比喩とは、文学的な表現において、心象 imageを利用して、説明、記述をわかりやすくし、強調や誇張の効果をあげるために、類似した例や形容で表現することである。(出典ブリタニカ国際大百科事典) 直喩 simile、隠喩 metaphor、換喩 metonymy、提喩 s...