2.2 金属と半導体の水溶液電気化学

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    マテリアル科学実験
    2.2 金属と半導体の水溶液電気化学
    実験日 7月2、3日
    実験者 08B*** 
     
    目的
     金属電極上での電気化学反応は、金属のフェルミレベルにある電子と水溶液中の酸化還元種との荷電粒子の交換によって進行する。一方、半導体電極上では多数キャリアが電極反応の担い手となるが、半導体電極に光を照射すると光吸収によって生じた少数キャリアが電極反応に関与するようになる。
     本実験では、PtとTiO2薄膜電極を用いて、金属電極と半導体電極との違い、ならびに半導体電極の光電気化学反応について学ぶことを目的とする。
    実験装置および方法
    白金電極とTiO2半導体電極の分極曲線
    (1)0.1kmol/m3NaSO4水溶液を窒素ガスで脱気した。
    (2)白金電極を溶液にして浸漬した。
    (3)-1000mVよりアノード方向へ+1300mVまで100mV、30秒毎に分極電流を測定した。
    (4)TiO2半導体電極を脱気0.1kmol/m3Na2SO4水溶液に浸漬した。
    (5)-1000mVよりアノード方向へ+1300mVまで100mV、30秒毎に分極電流を測定した。
    TiO2半導体電極のエネ...

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