64676/法政大学通信教育部/職業指導(第1回)/A+最高評価レポート

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    資料紹介

    (問題文)
    スーパーの職業的発達理論の特徴を述べ、この理論に基づいてあなた自身の進路や進路決定が、どのようになされてきたのかを述べよ。

    参考文献:高等学校学習指導要領 平成21年3月 文部科学省

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    スーパーの職業的発達理論の特徴
     「職業指導の概念」が最初に定義された1921年から暫くの間、「職業指導の概念」は、将来職業を選択する学校の学生・生徒や、現在の求職者の個々人に対してその実務的能力を伸張させる教育や、進路・職業・求人情報を与えることにその重点が置かれて来た。
     しかし、スーパーは「職業指導の概念」に、現実の自己と理想の自己をイメージするという「自己概念」と理想の中に含まれる「役割概念」を持ち込んだ。その上で、個々人が理想に描く役割はそもそも社会に存在するのか、その役割は自己の経験・能力、今後の学習・努力によって自ら果たすことが出来るのかどうか、について自己判断出来る能力を育む機能を「職業指導」の定義に加えた。その結果、職業を選択する個々人が満足し、社会全体の利益にも資する結果を「職業指導の最終目標」として明記した点にも特徴がある。
     スーパーの職業的発達理論を前提とした「職業指導の概念」は、手段としての職業指導の本質的な構造を明らかにし、個々人だけでなく社会全体の利益増進に資することを職業指導の目的と明記した点に旧来の考え方と異なる大きな意義が存在する。
    大学卒業時にお...

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