ケースを通して在宅看護について考えたこと
今回、直腸がん手術後、大腸ストーマを妻が管理しながら生活してきたが、他の部位にもがんが発見され小腸ストーマとなったA氏のケースを取らせていただいた。大腸ストーマの時には妻が管理を行えていたが、小腸ストーマは大腸ストーマよりも手技がむずかしく、また妻の認知症の出現により訪問看護師がストーマの管理を行っている。A氏は理解力があり、手先も動くため、ストーマの管理はA氏自身が行えたら自立した生活が送ることができるのではないかと思っていた。A氏は自分でパウチを装着した後、何度か看護師に本当に装着できているか確認をしていた。A氏はきれい好きで、入院中に便が漏れた...