2015 年度 知的障害者の指導法1(PL3010)2単位目
課題:1、知的障害及び自閉症・情緒障害特別支援学級の教育課程の編成について述べなさい。
2、個別の指導計画作成の観点から、知的障害のある児童生徒への自立活動の指導について述べなさい。
使用教科書:『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編』 文部科学省編(教育出版)
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知的障害者の指導法1-2
1.知的障害及び自閉症・情緒障害特別支援学級の教育課程の編成について以下に記述する。
特別支援学級は、学校教育法第81条の規定に基づき、小学校又は中学校に特別に編制し設置された学級である。そのため、教育課程に関する規定は、小学校又は中学校の教育課程に関するものが適用される。しかし本来、特別支援学級の対象となる児童生徒は、障害の種類や程度等によっては、通常の学級における学習で困難を生じることも多く、同じ教育課程をそのまま適用することが適当ではないと考えられる。
そこで、学校教育法施行規則第138条において、「小学校若しくは中学校又は中等教育学校の前期課程における特別支援学級に係る教育課程については、特に必要がある場合は、第50条第1項、第51条及び第52条の規定並びに第72条から第74条までの規定にかかわらず、特別の教育課程によることができる。」と規定された。
教育課程を編成する場合は、基本的には小学校又は中学校の学習指導要領の目標や内容に基づいて作成されなければならないが、学級の実態や児童生徒の障害の程度等に応じた実情に合った編成を行う...
ぜひ、「知的障害者の指導法1 一単位目」も参考にさせてください。よろしくお願いいたします。