英米思想史 第一+第二 A判定 2016

閲覧数2,210
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    英米思想史のA判定(第一、第二とも)
    です
    よかったら参考にしてください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    英文学における古典主義からロマン主義への推移を、社会的・思想的背景から説明せよ。
    まず、古典主義とは何か、ロマン主義とは何かについて述べてから、ロマン主義にいたった推移について論ずる。
    古典主義の時代はアン女王の治世を指して、オーガスタン時代とも呼ばれ、規則づくめで理性や論理を偏重し、風刺文学や悲歌や書簡などが好まれていた時代でもあった。オーガスタン時代とは、もともとローマ帝国のホラティウスなどによって、文明が栄えていたことを示している。この背景には、ウィリアム・ピッドらによる北アメリカ大陸やインド、オーストラリアが植民地となっていた背景があり、同時に国として安定していた時期でもある。それと同時に、啓蒙思想やジャーナリズムの普及などいった背景もある。

    ロマン主義とは、理性や良識を偏重していた古典主義に対して、自然にもっと目を向けようとするのが、ロマン主義である。ロマン主義は古いものや、中世への憧れであった。この時代の作家は、コールリッジに代表されるように、自然を愛し、自然との神秘的な交わりによって、その根幹を表現しようとしたのである。この時代の背景には、ルソーらの啓蒙主義によって生ま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。