佛教大学通信教育課程 S0538 学校教育課程論 第一設題
『中学校あるいは高等学校のいずれかの教育過程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。』
テキスト 『学校教育課程論〔第2版〕』学文社
2016年度 A判定
レポート作成時の参考にしていただければと思います。
中学校あるいは高等学校のいずれかの教育過程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
このレポートでは中学校の教育課程に重点を置いて以下に述べていく。
はじめに、中学校教育では、教育基本法および学校教育法の示す所に基づき、小学校教育の基礎の上に立って、生徒の心身の発達に応ずる教育を施し、人格の完成をめざし、民主的、平和的な国家及び社会の形成者として必要な資質を養うものである。
教育課程については、文部科学省『中学校学習指導要領解説「総則編」』より「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成しうるために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である。」と記載されている。
中学校の目標としては以下の3つがあげられる。
小学校における教育をなお充分に達成して国家及び社会の形成者として必要な資質を養う
社会に必要な職業について基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度および個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと
学校内外を正しく導き、公正な判断力を養うこと
学校が教育課程を編成する場合に、学校教...