2016年度の明星大学通信教育部特別支援コース「肢体不自由者の指導法 1単位目」の合格レポートです。
2017年度も同一の課題と確認しました。
〈レポート課題〉
肢体不自由者である児童生徒の学習上の困難にはどのようなものがあるか述べた上で、学習時の姿勢や認知の特性等に応じた指導方法はどうあるべきか、一例を挙げて説明せよ。
今後書く方の参考になれば幸いです。
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⚫️肢体不自由者の指導法 1単位目
≪レポート課題≫
肢体不自由者である児童生徒の学習上の困難にはどのようなものがあるか述べた上で、学習時の姿勢や認知の特性等に応じた指導方法はどうあるべきか、一例を挙げて説明せよ。
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肢体不自由者である児童生徒の学習上の困難にはどのようなものがあるか述べた上で、学習時の姿勢や認知の特性等に応じた指導方法はどうあるべきか一例を挙げて説明する。
まず、肢体不自由のある子どもの学習上の困難について述べる。主に、文字が書きにくい、教材の操作ができない、言語障害のために自分の意見を発表しにくい、黒板教科書の字が読みづらいなどがある。以下、障害特性に分けてまとめる。
1)肢体不自由の困難
上肢の障害で起こりうる困難は、主に教材教具の操作、作業することだ。教科書をめくる、文字を書くことといった指先を使った作業が難しい。鉛筆、消しゴム、定規といった学習に必要な道具から、教具を扱ったり道具、理科の実験の操作、音楽での楽器の演奏や体育での球技、器械運動が困難だったりする。
下肢の障害で起こりうる困難は、教室内の移動や、特別教室などへの移動...