Z1115 道徳教育の研究(中) 第1設題

閲覧数1,268
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課題です。課題図書に加え、他のテキストからの引用部分を多く記載しています。ご参考にされてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Z1115 道徳教育の研究(中) 第1設題
    道徳教育の意義について述べよ。
     学校教育は、変わりゆく社会において各教科における学力をつけさせるだけでなく、本来的な人間らしい心を育てていく役割も担っている。日々社会は大きく変化し続け、その急激な変化のなかで子どもたちは人間として成長していかなければならない。人間として成長することとは、人間らしさを身につけていくことであり、その根本に心の成長がある。変化の激しい社会においては、人間らしい心が育ちにくいとも言われるが、それは人間らしい心を育てるためには、自らを見つめたり、相手の立場に立って物事を考えたりするゆとりが必要だからである。変化の激しい社会においては、その余裕を得ることは難しい一面もある。今日の学校における道徳教育には、こうした変わりゆく社会のなかにおいても、人間らしい正しい心を育てていく役割が求められているのである。また、この人間らしい心を育てていくということに、道徳教育の意義がある。
     まず、わが国の学校における道徳教育がどのような理念のもとに展開されているのかについて考える。教育基本法は1947年(昭和22年)に制定されたのだが...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。