43生活経済論第3課題

閲覧数1,600
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    格差が拡大するとともに貧困問題が深刻化しつつあるが、貧困線以下の低所得層が存在する原因と背景を明らかにし、貧困対策としてのセーフティネットの効果と問題点を論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     格差が拡大するとともに貧困問題が深刻化しつつあるが、貧困線以下の低所得層が存在する原因と背景を明らかにし、貧困対策としてのセーフティネットの効果と問題点を論じなさい。
     以前、貧困問題は重要な社会問題だった。経済成長による所得水準上昇と平等化進展によりその問題は解消に向かったが、最近生活保護受給者が急増し、貧困問題が深刻化している。貧困の要因としてバブル崩壊後の経済長期停滞、長期雇用制度弱体化、雇用非正規化と不安定化、離婚率上昇や単身世帯増加などの家族機能低下が考えられるが、貧困とは所得や生活水準が最低水準以下の困窮状態をいい、その定義として生活がぎりぎりの生存水準が最低水準である「絶対的貧困」と、平均的な所得や生活水準の一定割合を最低水準とする「相対的貧困」がある。貧困の程度は、貧困線以下の人数や世帯数を総数で割った比率である貧困率、貧困者平均所得と貧困線の不足分を貧困線で割り標準化した所得ギャップ、そして貧困の頻度と困窮度の積である貧困ギャップで示される。貧困率は1985年には10.6%、1997年には8.7%であったが2006年には11%になっている。2006年の生活保護基準で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。