日本大学通信教育部 平成29,30年度の英語科教育法Ⅰの合格レポートです。科目修得試験と合わせてA評価となっております。
「全く問題ありません。引き続き頑張ってください。」との講評を頂いておりますので、ご参考になさってください。
<選択課題:1>
あなたの考える英語科教員の備えるべき英語力について、実体験、実例を交えながら多角的に論じなさい。
英語科教育法 1 (科目コード T20900)
『英語科教員の備えておくべき英語力とは』
<選択課題:1>
あなたの考える英語科教員の備えるべき英語力について、実体験、実例を交えながら多
角的に論じなさい。
<レポート本文>
2020年の東京オリンピック開催が決定してから、学校に限らずありとあらゆるとこ
ろで「英語」「コミュニケーション」という文字の並びを見かけることが多くなり、英
語を話せるようになることへの需要が高まっているように思われる。そして、学校での
英語教育の場では、小学校高学年での「外国語活動」の必修化や、文部科学省による
「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」の発表など、英語による対話能力の
向上に重きを置く傾向がやはり見られている。一方で、文部科学省の「英語教育実施状
況調査」(平成25年)によって、英検準1級以上の英語力を有している教員は、中学校で
27.9%、高校で52.7%というデータが明らかになっている。受験をしていない教員も
いるであろうし、英検の成績が全てだとは言い切れないが、英語を教えるプロとしての
取得率にしては低すぎると私は考えている。
生徒...