2016年に提出したリポートで返却された時の評価はA評価を頂けれました。参考にしてみてください。
ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
ジョン・ロックは、タブラ・ラサ(精神白紙説)を唱えた。タブラ・ラサとは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはないというかんがえのことである。「生まれたのちの様々な経験からあたかも白紙に文字が記録されていくように知識が記録されている」(1)と主張している。子どもは、成長するにつれてきょういくによってさまざまな観念や経験を獲得するようになるのであり、これは経験主義的な考えと言い得る。
ロックは、子どもの教育はまず感覚的訓練から始めるべきであると主張する。感覚によって一つ一つの対象についてわれわれの心の中に観念が起こりさまざまな知識が得られる。子どもは、どんな形なのかどんな臭いなのかなどを感覚から通して知覚し、知識や観念などが真っ白な心に入るのである。しかし、もしも幼児期の子どもに誤った知識や観念を教え込んでしまったらその子は一生誤った考えを持つかも知れない。それゆえ正しい観念を持つように子どもを教育することが重要である。生得的な性質を重視しないロックの人間観から、教育さえすれば子供を立派な人間に...