現代の子育て保育について
乳幼児の発達と道すじとその保育について
保育の計画とはどのようなものか 1839文字
今回は子育て支援を含む乳幼児の現状についてまとめてみる。
子育て支援の現状
近年、女性の社会進出の拡大、都市化、核家族化などの影響で年々共働きをする世帯が増え、母親の子育て負担感の増大、父親の子どもとの触れ合いの少なさ等に対処する社会支援が追いついていない。少子化が進むにつれて子ども達にとって大切な同年代の子どもと遊ぶ機会や地域の人々との交流の減少なども挙げられる。また、子育ての悩みや不安を身近に相談できる人がいない保護者も多い。職場で賄いきれない保護者ニーズに対応して地域全体で子育てを支援し、地域の子育て対する育児支援を目的とした「地域子育て支援センター」が各地域に設置されている。育児サービスについて、多様化するニーズに企業が対応していく為、託児所の配置だけでなく、保護者の勤務時間への配慮や低年齢児保育・延長保育・病児保育などを設けるなどのサービスが求められ、取り入れられるようになっている。保育園の現状として共働き世代や待機児童の増加に伴い延長保育、一時保育、休日保育などを行い、保護者が安心できるように心掛ける必要がある。しかし、これらのサービスにより保護者は子供にとって良い保育...