佛教大学通信のS0615家庭科概論のA判定のレポート。
設題:児童の生活課題の事例を1つあげて、家庭科概論から学んだことを踏まえて、自分の意見とその理由を述べなさい。さらに、家庭科の指導で児童のどのような能力を育てるとよいかについて、具体的に述べなさい。
主に教科書や課題図書の内容を引用していますので、参考にしてください。
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児童の生活課題の事例を1つあげて、家庭科概論から学んだことを踏まえて、自分の意見とその理由を述べなさい。さらに、家庭科の指導で児童のどのような能力を育てるとよいかについて、具体的に述べなさい。
現在の生活環境は様々な事柄において便利化が進んでいる。特に昔と違い、便利な品物が増え、購入が安易に出来たり、安価な物が多くなったりと、品物の購入概念は変化してきている。このように便利になりすぎた生活環境の中で、物の大切さや製作する楽しさを大事にする心情を育むことは家庭科において大切な事である。しかし、現状はこのような意識が薄れてきている可能性を感じられる。特に家庭生活の中で衣服等を製作する機会は減少してきている。児童達には自分にもできることとして、家庭でも実践することで、家族との関わりや自立の基礎を培うために、「布を使った製作」は欠かせない家庭科の内容である。
現代の家庭生活の中で、衣類を縫ったり編んだりして作るという作業は、必要な仕事から趣味へと位置づけが変わってきている。1960年代頃までは、衣服を作るという行為は家庭の中で日常的に家事の一環として行われていたが、高度成長期以降、綿花や羊毛...