大阪芸術短期大学の単位取得試験です。
★公的介護保険について
介護保険では、介護サービスが地域を中心として行われるため、主体は市町村である。介護サービスを受けるためには、市町村による、要支援1~2、要介護1~5までの7区分による「要介護・要支援認定」を受ける必要がある。
・被保険者などが申請を行うと、市町村が聞き取り調査し、その結果から1次判定を行う。
その1次判定と、「主治医意見書」、聞き取り調査の特記事項から、市町村の「介護認定審査会」が介護や支援が必要な状態・程度を2次判定し、その判定に基づいて市町村が認定する。介護サービスは、居宅・施設入所サービスから利用者の意思基づいて利用するサービスを選択し決定することができ、基本的に受けたサービスの量に応じて利用料を負担する「応益負担」が適用される。
★生活保護制度
生活保護の基本原理として以下の4原則があり、➀国家責任の原理」②無差別平等の原理③最低生活の保障の原理④保護の補足性の原理が挙げられる。申請するうえでの原則として 申請保護の原則、基準および程度の原則、必要即応の原則、世帯単位の原則がある。種類は8項目あり、世帯状況に応じて給付の決定がされる。生活扶助...