キレート滴定
1、目的
EDTAを用いるキレート滴定により、EDTAの濃度を求める。さらにそれを利用して濃度未知のCaCO3溶液の濃度を求める。
2、装置・器具・試薬
250mlメスフラスコ,250ml試薬びん,100mlメスシリンダー,10mlホールピペット,2ml駒込ピペット,200mlコニカルビーカー3個,ビュレット,ビュレットスタンド, 安全ピペッター
NN指示薬,8mol/ℓKOH,EDTA,0.01mol/ℓCa標準液(f=1.038),濃度未知のCa溶液
3、方法・操作
操作A) EDTAの濃度を求める
用意された約1gのEDTAを250ml試薬びんに入れて脱イオン水を250ml加えてよく溶かした。0.01mol/ℓCa標準液を10mlホールピペットでコニカルビーカーに取り、脱イオン水を加えて約50mlにした。駒込ピペットで8mol/ℓKOHを加えてから、NN指示薬を加えた。そしてEDTAで滴定を行った。なお、Ca標準液の色が赤紫色から完璧に青色になったところを終点とした。滴定は計3回行い、滴定に要したEDTAの量の平均を用いてEDTAの濃度を算出した。...