メチルオレンジ

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物理化学の実験レポートです。成績評価はSです。

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目的

メチルオレンジ水溶液の賛成および塩基性での吸収スペクトルを測定し、極大吸収波長でのモル吸光係数を求め、メチルオレンジの解離定数を決定する。
原理

-酸解離定数と塩基解離定数-

分光光度法で用いられる有機指示薬および滴定法で用いられる指示薬の多くは弱酸または弱塩基であり、その解離平衡は次式で表わされる。

HR ⇆ H+ + R-

ROH ⇆ R+ +OH-

また、それぞれの解離定数は次式である。
原理では酸のpKaについて述べるが、塩基の場合も同様である。

弱酸の全濃度をC ,HRおよびR-の吸光係数をそれぞれεHR,εRとし両者が共存するようなpH域で測定された吸光度をAとすると吸光度の加成性が成立する場合には,

A= εHR[HR] +εR[R-]

= εHR[HR] +εR(C-[HR-]) = [HR](εHR -εR)+εRC

= εHR(C-[R-])-εR[R-]= [R-](εR -εHR)+εHRC

となり、従って
これを解離定数の式に代入すると
であり、対数をとると
従って、εHR,およびεRがわかっていればpHと吸光度を測定することに...

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