聖徳 通信 神経心理学 第3設題

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    課題名:

    【第3設題】

    split brainとはどのような状態であるかを説明し、さらにラテラリティの研究方法について論述せよ。

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    第2課題 第3設題
    split brainとはどのような状態であるかを説明し、さらにラテラリティの研究方法について論述せよ。

    split brainとは、脳梁をはじめとする、左右の大脳半球を繋ぐ交連線維が切断された状態の脳のことを指し、「離断脳」、「分離脳」とも呼ばれる。重いてんかん患者の脳梁を切断した場合に、症状の軽減がみられることがあるため、てんかん治療に用いられることもある。この場合、脳梁は外科的に切断した状態であるが、左右大脳半球間の差異を研究するラテラリティの研究では、瞬間提示法や両耳分離聴テスト等の方法を用いた健常者との比較により、一方の大脳半球が他方の大脳半球よりも優れることが認められた。これを、「ラテラリティ(機能的非対称性)が認められた」という。スペリー(Sperry, R. W.)らの分離脳研究では、左右大脳半球間の連絡が絶たれたために生じる症状が報告され、さらに左右大脳半球の機能分化に関するラテラリティ研究では、多くの知見が残された。このうちの2例を挙げるとする。

    瞬間提示法とは、左右半球に繋がっている視覚神経のうち、片方の視野に視覚刺激を瞬間提示することで、...

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