聖徳大学通信教育部 アメリカ文学史 第2課題

閲覧数1,830
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    アメリカ文学史入門 (英語・英米文学入門シリーズ) – 1987/3大橋 吉之輔 (著)
    総説アメリカ文学史 単行本 – 1975/4
    大橋 健三郎 編

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題第1設題

    1783年、独立戦争はアメリカの勝利に終わり、合衆国憲法が制定された。ジョージ・ワシントンが初代大統領に選ばれ、国内の動きはフェデラリスト党とリパブリカン党に分かれ、緊張関係が続いていた。前者は、商工業を主とした港市を拠点とし、産業資本主義を理念とした中央集権政府を目指した。一方後者は、南部州の農業地帯を主として、農本民主主義を理念とした。そのため、後南北戦争に至る。また、第二次対英戦争や西漸運動を通した国民意識の高揚に伴い、文学界はイギリス文学を手本としたネオ・クラシズムからロマンティシズムへと移行し、近代的国民文学を形成していく。

    Washington Irving(1783-1859)は物語やエッセイなど、多くの短編を残したロマン主義を代表する作家である。アメリカの文人として、初めて国外でも評価されたThe Sketch Book of Geoffrey Crayon,Gent.(1819-20

    )では、祖先が生きたイギリスについて親しみを込めて描かれた。工業化、商業化が急激に発展する社会で大きな支持を得た。中でも’Rip Van Winkle...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。