哲学概論 第一設題 2016 レポート

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    資料紹介

    佛教大学、哲学概論のレポートです。
    1発合格で、A評価をいただきました。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     第二章「存在の問題」第一節「存在の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
     アリストテレスは、「存在としての存在」の原理・原因を研究し、まず、存在を全体として見た時、それが様々な意味を有していることから、それぞれに分類している。「形而上学」の中の一般的な規定としての存在は、「付帯的存在」、「本質的存在」、「真としての存在」、「可能態・完全実現態」とに分類されており、本質存在、つまりそれ自体に於いて存在する、という意味での存在が最も基本的である。それは、本質及び個物としての存在と述語諸形態とに分類され、本質及び個物のものは、実体であり、第一義的存在である。その一方、述語諸形態は、実体が端的にあるというに対して、その実体に関してなにかで「ある」と言われる存在である。
     このように、存在は第一義的には実体である。それは単純物質、内的原因、限界、本質に分類されており、また、基体・本質・普遍概念・類に分類されている。これら実体には、「他のいかなる基体の述語でもなく、他の事物がこれらの述語であるところの」究極の基体と、各々のものの「形式」または「形...

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