Z1114 学校教育課程論(中・高) 第一設題(2016年度) A判定

閲覧数1,944
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    [設題] 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。


    【評価】A判定
    【所見】学校の教育課程とは何かについてきちんと論じられており、その基準や編成原理についてもきちんと押さえられ、秀逸なレポートと判断できます。また、学習指導要領の法的拘束力や今日的課題について、当該設題にきちんと答えたものとなっています。

    ★テキストを参考にわかりやすいレポートを目指しました。
    レポート作成の参考になれば幸いです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     今日の教育課程について述べる前に、テキスト『学校教育課程論〔第2版〕』(1)を参考に、第二次世界大戦後から現在にかけての日本の教育過程の歴史的変遷を追っていきたい。なお、中学校に支点を置き述べることとする。
     戦後、民主主義の定着の必要性を感じた文部省は、画一的教育から生徒の自発性を重視した教育へ転換することを念頭に置き、戦前からの教育課程に自ら着手した。また、GHQも「教育における四大指令」を出し、そのなかで戦前の教育課程の中核であった修身、国史、地理の三科目の授業は中止となり、教科書も回収された。またアメリカの教育使節団によって提出された報告書には、「社会科」や「教科外活動」の構想など、その後の日本教育に大きな影響を与える内容が盛り込まれていた。
     このような新しい教育課程作成の動きのなかで新教科書が完成するまでに学校現場が混乱しないよう、文部省は昭和21年5月から『新教育指針』という冊子を配布し始める。第1部は民主主義的な教育の理念、第2部は実際の指針を提示していたが、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。