プロダクトメーターを用いた光合成の測定
1、目的 プロダクトメーターを用いて様々な光強度のもとでの植物のO2放出量を測定して光合成速度を算出する。また、それをもとに光飽和の光照度を算出する。
2、材料と方法
ユレモの一種 Oscillatoria sp. を使用して光合成速度を測定した。反応容器、対照容器のそれぞれに0.2%NaHCO3水溶液10mlを入れ、反応容器に藻を入れた。反応容器、対照容器のそれぞれをプロダクトメーターの左と右にセットした後、光源をつけ予備浸とうを開始した。このとき光源とプロダクトメーターとの距離は90cmであった。予備浸とう終了後にO2放出量を測定した。しかし、液滴は左に移動してしまった。反応容器、対照容器のそれぞれのふたを閉めなおして再び実験を開始したが、今度は液滴が動かなくなってしまった。そこで光源の位置を90cmから30cmに近づけたがやはり動く気配がなかったため、藻の量を増やし、ゴム管を交換して再度実験を開始した。最初は少しずつ液滴が右へと移動したがやがて動かなくなり、光源をさらに近づけても動かなくなってしまった。そこでゴム管を再交換し、藻を新しいも...