玉川大学 通信教育部「教育課程編成論」第2分冊 評価A

閲覧数2,237
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    これまでの学習指導要領がどのように変化してきたのかを、①公表された時代の背景、②学習指導要領の特色、③その効果と課題について論じなさい。

    ※29年度課題

    <批評>
    追記予定

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード07833「教育課程編成論」第2分冊

     学習指導要領の変遷としては、①1947・1951年の、経験主義・児童中心主義によるカリキュラムの影響が強い時代、②1958・1968年の、系統主義・学問中心主義によるカリキュラムの影響が強い「教育の現代化」の時代、③1977・1989・1998年の、人間性を重視した「ゆとり教育」の時代、④2008年の、基礎・基本及び思考力・判断力・表現力等の活用を重視し、学習意欲を高めようとする時代の4つの区分に整理することができる。
     まず、①について論ずる。戦後、GHQの統治下にあった日本は、1947(昭和22)年の学校教育法の施行に伴い、教育課程の基準として「学習指導要領一般編(試案)」を公表、続いて各教科編を公表した。特色としては、戦前の一貫した教育課程を廃し、学校が児童の実態や地域特性などに応じて具体的に教育課程を定めることができるようになったことである。しかし、戦後教育改革の急に迫られて極めて短期間に作成されたために、教科間の関連が十分でなかったなどの問題があり、改善が必要とされていた。

    1951(昭和26)年に全面改訂が行われた学習指...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。