大阪芸術大学通信教育部 西洋音楽の歴史と理論 課題Bロマン派(19世紀)

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    資料紹介

    大阪芸術大学通信教育部の、西洋音楽の歴史と理論の合格レポートです
    課題:ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派(19世紀)、または20世紀のうちの1時代を取り上げ、その時代の概観を3種類以上の文献を参照してまとめてください。
    課題Bのロマン派(19世紀)についてまとめています。

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    課題B:ロマン派(19世紀)
    【参考文献】
    真篠将編『文部省指導要領準拠 音楽史』全音楽譜出版社
    岡田暁生(2005)『西洋音楽史「クラシックの黄昏」』中公新書
    村田武雄(1969)『音楽の流れ 若い人のための音楽入門』音楽之友社
    ジム・サンソン編(1996)『西洋の音楽と社会⑧ 市民音楽の抬頭 後期ロマン派Ⅰ』音楽之友社
    19世紀のロマン派の音楽は、当時の芸術や文化のもととなっていたロマン主義が、音楽の分野に現れたものである。それまで主流であった「形式の美を追求していた音楽」から、「人間の感情や個性を重視する音楽」に変わっていった。
    ロマン精神の表現をめざしながらも、古典派音楽の影響をうけていた時代を初期ロマン派という。やがて、古典派の影響をぬぐい去り、純粋にロマン精神を発揮したのが中期ロマン派である。初期ロマン派と中期ロマン派を合わせて、前期ロマン派という。そして、中期ロマン派の理想主義的、感情的、幻想的なものから、写実的で、快楽的、通俗的なものに変化していった時代を後期ロマン派という。ロマン派音楽は、一方音楽家に民族的な自覚をもたらし、民族主義の音楽が盛んになった。ロマン音楽の...

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