資料紹介

私のレポートの多くは教科書とインターネットのみで作成しており、参考文献を用いたものは末に記載しております。評価はAが多く、不合格になったことはありませんので安心してください。
先輩・後輩・友人たちとレポートや試験のことを対策できる四年制大学とは違い、通信教育は孤独や情報不足との戦いだと思います。そこで是非当資料を参考にしていただければと思いました。丸写しにすると罰則？があるようなので、あくまで「この程度が合格基準なのか」ということを測るものさしとしてご活用ください。

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医療をめぐる法律問題について。
《医師と患者の権利義務関係と近時の医学の進歩による法律問題》
　現代における医療と法の関係については「医療における患者の権利の確立に関する諸問題」と「近時の医学の急速な進歩により生じてきた一連の問題」の２つの側面からアプローチすることができる。
　前者の「医療における患者の権利の確立に関する諸問題」は、従来の医療が恩恵的・権威主義的色彩を帯びており、必ずしも患者の立場に立ったものではなかったという背景から、近時においてはこの点を反省し、医師と患者の関係を『権利義務に基づいた関係』に変えていくことで、適切な医療を確立しようとする考えに基づくものである。その具体的なものとしては「患者の自己決定の承認」や「医師の医療過誤責任を追及する訴訟の増加」が挙げられる。
　後者の「近時の医学の急速な進歩により生じてきた一連の問題」は、医学の急速な進歩によって、「生殖補助医療」や「脳死と判定された患者の臓器の移植医療の実施」、「人間の遺伝子やクローンに関する技術」など、医療を飛躍的に進歩させると考えられる技術によって進展した。近時では、従来の法律で予定されていない技術をど...

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