2018年度対応の最新の資料です。A判定レポートです。
読書の意義を指摘した上で、発達段階に応じた読書の指導について、
具体的な事例をあげて(学年・対象・方法は任意に設定)説明しなさい。
子供にとって読書する意義は主に7つある。読むという行為を通して
得られる4つの意義と、読んだ内容を通して得られる3つの意義である。
読むという行為を通して得られる4つの意義とは、次のようなものである。
①ことばを学ぶ・読むことを学ぶ
人として現代の社会を生きていくためには「読む力」が必要である。
「学ぶ」課程は、基本的には文字を読むことによって進められていく。
「読む」という行為の繰り返しによって、子どもたちは文字を身につけ、
書きことばに慣れていく。現在では、文字だけでなく、図式化したものや映像化したものなどの非文字情報を「読む力」も必要とされている。
②想像力・思考力・判断力などが育成される。
読んだことを理解するためには、知性の力が必要である。生活体験をもとにして想像し考える力を用いて理解したり、推測し予測する力が
あることで読み通すことが容易にもなる。知識の本であっても
物語の本であっても、読む力と知性はあいまって高まっていく。
③情報を使う...