佛教大学「宗教学」「第1設題」A評価レポート

閲覧数6,409
ダウンロード数51
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程「宗教学」の『第1設題:宗教の起源説の諸相を述べよ』のレポートです。評価は「A」でした。所見は「テキストの要約として過不足なく及第」でした。ご参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    宗教の起源説の諸相を述べよ。
    宗教という文化がいかに発生したか、その起源についてはギリシャローマ時代から今日まで様々な学説が提起されてきたものの、決定的なものを突き止めることはかなわなかった。理由として、その起源を事実として実証するための資料を入手できなかったことによる。現在、諸地域に未開人の宗教または原始宗教が現存すること、神話や伝説も数多く残されているがそれらをそのまま起源の出来事としてとらえることには無理がある。ただ、そういった宗教はいわゆる仏教、キリスト教などの世界宗教と共存し、重層信仰の現象を示しながら残存している事実から、原始人と現存の未開人の間に連続性があり、未開人と現代人の間にも連続性があるという仮説は立てられる。その仮説は世界のすべての宗教は根源的に一つの起源から派生し、複雑化して現代にいたるまで人類が共通に連続してもって来た文化という前提の下では、現存の未開社会を分析し現代社会と比較すれば宗教の起源は突き止められると考えられた。だが、未開社会を原始社会と捉えることには無理があり、それに基づいた起源の事実は決定できない。だが、長年の起源の探求は無駄ではなく、現存の未開...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。