科目終了試験に向けて、暗記しやすいように整理しまとめたものです。2017年の試験で活用しました。
見やすく使いやすいと思いますので、ぜひ活用してみてください。
参考文献:若い先生のための理科教育概論 著者畑中 忠雄 東洋館出版社
理科教育法 3
(1)第二次世界大戦後の日本の理科教育の変遷について
1945 年~1950 年代
理科教育にとっては混乱の時代
明確な指針がない 黒塗り教科書を使った授業
→新しい学校制度の移行→学習指導要項が発表→新しい理科教育の方向
→生活単元学習について様々な問題点が指摘→知識の伝達を求める声が高まる。
1960 年代
生活単元学習の反省→系統学習の考えが提唱
理科の教科書 厚み 生徒が自分で学習できる編集
高度成長の時代→理科で扱う科学の情報量は飛躍的に増大
限られた時間の中で対応できないことが問題化
1970 年代
探究学習の考え方が登場
科学の方法を適用→科学的な問題を応用的に解決できる主張
→子供達の日常生活とかけ離れ、理科嫌い・理科離れの子供達をつくる結果
1980 年代
はじめて人間豊かなゆとり教育
1990 年代
教育課程が隔週 5 日制で実施
教科の授業時数が削減、小・中学校:ゆとりの時間が新設
小学校 1、2 年生:理科、社会科の廃止、新しい生活科教科が設けられる。
中学校...