佛教大学、V0505経済学概論の第二設題のレポートです。
A判定をいただきました。
レポート作成の参考にしていただければと思います^ ^
第2設題 アメリカにおいておし進められてきた「新自由主義」政策が「貧困大国」を生み出した事態について、災害、医療、教育、戦争という「人のいのち」にかかわる四つの領域のどれかひとつの領域を選んで、その実態を詳しくつかみ、重要なことを整理してみよ。
V0505 経済学概論
第2設題 アメリカにおいておし進められてきた「新自由主義」政策が「貧困大国」を生み出した事態について、災害、医療、教育、戦争という「人のいのち」にかかわる四つの領域のどれかひとつの領域を選んで、その実態を詳しくつかみ、重要なことを整理してみよ。
はじめに
政府の規制を緩和・撤廃して民間の自由な活力に任せ成長を促そうとする経済政策により、国営企業の民営化、緊縮財政・外貨導入の他、公共料金の値上げや補助金のカットが進み、貧困層の生活を直撃した。「小さな政府」と「大きな市場」という新自由主義政策は、人のいのちに関わる問題にも侵食している。アメリカも、レーガン政権以降、民営化を軸とする小さな政府への改革が広まった。その結果、所得格差が拡大し、中間層が消滅し、下層に転落した人々は這い上がれない仕組みになってしまった。そのような貧困を生み出した事態について、災害、医療、教育、戦争の中から、医療に関して取り上げたいと思う。
アメリカの医療費の現実
新自由主義を医療まで適応させている唯一の国がアメリカである。新自由主義の流れが主流になるにつれて、公的医療も徐々に縮小されていった...