S0833     知的障害児の生理・病理 科目最終試験

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    資料紹介

    2017 佛教大学S0833 知的障害児の生理・病理×4題

    ①学習障害児の指導における医療の役割について述べよ。
    ②障害概念の変遷について述べよ。
    ③知的障害児との係わり合い方について述べよ。
    ④注意欠陥多動性障害児の指導における医療の役割について述べよ。
    残りの2題
    知的障害児の実態把握のあり方について述べよ。
    知的障害児の原因と症状について述べよ。
    は他の方のモノを参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    知的障害児との係わり合い方について述べよ。

     空間を形成する学習を考えるためには、感覚の事を考えなければならない。感覚は、そのままでは決して使い方が上手くならない。空間を形成する学習を行うためには、まず感覚の受容を高めるような学習を経て、運動の自発組み立て、調整といった空間を形成するための学習へて進まなければならない。

     空間を形成する学習を考えるためには、感覚だけではなく、運動の問題も伴う。この運動と感覚とが結びついた状態で空間の形成が少しずつできあがり、空間的な処理が高められたときに、初めて感覚が運動を自発させ、組み立て、調節するようになる。

     自分の運動は、自分に責任があり、他の人が責任を負うことはできない。そのため、自分で責任を負うように持っていかなければならない。ただ、そのとき子どもを追い込むようにしてはいけない。

     例えば、言葉を発しない子どもたいして係わり手が必死になってしまい、「いただきます」を言わなければ食べられませんよ。とか、「さよなら」を言わなければ帰れませんよというような条件を設定し、ことばを言わなければならないような切羽詰まった状況に追い込むことがある...

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