同志社国際高等学校のカリキュラム
私は昨年まで同志社大学の付属校である同志社国際高等学校にかよっていた。同志社国際は、名前が国際というだけあって、帰国子女を多く受け入れている。そのカリキュラムは、同志社付属の四校の中でも個性的なものとなっている。特に語学に関しては力をいれていて、TOEFLや英検対策の授業もある。しかし私は、この学校のカリキュラムにいくつか疑問を抱いている。一つは、数学Aの履修時期についてである。九割以上の学校が、数学Aを文系理系問わず一年次に履修させているのにもかかわらず、同志社国際では数学Aを高校三年次に履修する。高校三年生になると選択授業が増えるが、実際はそのほとんどが...