足浴を通して学んだ、老年期にある患者の苦痛を緩和しQOL向上に向けて働きかける看護の重要性

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    資料紹介

    回復期実習で老年期にある疼痛・浮腫のある患者への足浴援助を通した関わりから学んだことをレポートにしました。人間の四側面の視点も用いて患者さんの苦痛に対する考察を入れています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    足浴を通して学んだ、老年期にある患者の苦痛を緩和しQOL向上に向けて働きかける看護の重要性
    今回の回復期実習では老年期にある対象を受けもたせていただき、高齢者の価値観、生活史を理解するためには、対象の生きてきた時代背景を知っておく必要があることを学んだ。高齢化が進んでいる中で、看護の対象は老年期にある患者が多く、自分より何十年も長く生きてこられた方々に対して尊敬の念を持ち、その人の価値観や生活史を尊重して関わっていきたいと考える。また、今回の実習を通して患者の全人的な苦痛への理解を深めることができた。人間には、身体的側面·精神的側面·社会的側面·霊的側面がある。実際にそれらの側面に苦痛が生じるとどうなるのか。「人間」にはその人の価値観があり病気になることによって、その人の身体的、精神的、社会的、霊的側面に影響を及ぼすものであると考える。また、健康は、人間の要素であり、「看護」が人間に働きかけることで、対象の持つ健康状に影響を受けると考える。

    今回の受け持ち患者は、90代で肝疾患があり浮腫・疼痛の症状がある方であった。患者の部屋に訪室すると毎回、「今日も身体がだるい、苦しい。」と口にさ...

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