在宅療養を希望する患者の退院支援から学んだ、患者と家族と目標を共有することの大切さ

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    資料紹介

    実習で在宅療養を希望する患者の退院支援の援助を通した関わりから学んだことをレポートにしました。患者さんだけでなく家族も含めて関わることの大切さや、人間の四側面の視点も用いての考察を入れています。

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    在宅療養を希望する患者の退院支援から学んだ、患者と家族と目標を共有することの大切さ
    今回の実習では、患者の持つ力や望みを引き出し、患者と家族の想いを繋ぐことも看護師の重要な役割であると学ぶことができた。

    私は今回の実習で、パーキンソン病である60代女性患者を約1か月間受け持った。患者の夫は腰が悪く、湿布の処方をもらうなどの治療を行っていた。患者は在宅ヘの移行を希望しており、夫に介護をしてもらいながら在宅で療養生活をしたいと考えていたが、病態が進行し長期臥床を強いられた。また食事摂取が困難な状態が続いており、低栄養状態となっていた。さらにADLの急激な低下が見られ、寝衣交換、入浴などの清潔援助を全介助で行っている状態であった。これらのことから、夫は自宅での介護に対し不安を抱えており、夫は腰の痛みがあることからも自分一人で患者の介護をすることは難しく、患者に歩行できるようになるまでの回復が見られなければ自宅での介護は難しいと考えていた。この患者と夫との間には退院ヘの希望に対するギャップが生じていた。私は患者にリハビリテーションを行うことで体力の回復やADLの向上を図り夫が自宅で介護できる...

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