国際経済論MBメディア授業理解度チェック・試験

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    資料紹介

    国際経済論MBのメディア授業で合格した理解度チェック1~3と最終試験のセットです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <理解度チェック1>
    1.為替レートの変動の経常収支に与える影響について説明せよ。(500字以内)
     一般に、外国為替市場において自国通貨の価格が下落すると、外国製品は自国にとって高くなり、同時に自国製品は海外にとって安くなる。そのため、輸出が拡大し輸入は減少するため、貿易収支が改善し経営収支も改善する。しかし、輸出数量が増加しても外貨で測った1単位当たりの輸出金額が自国通貨高によってそれ以上に低下していれば、輸出金額が増加するとは限らないため、自国通貨安が貿易収支を改善するためには、こうした数量変化が自国通貨安による輸出入価格の変化を十分に上回ることが必要になる。つまり、外国為替市場における自国通貨安が貿易収支を改善するためには、外貨で測った自国財価格の低下分を補うだけの数量変化が必要になる。
     つまり、自国通貨安が輸出増大もしくは輸入減少に帰結し、その結果として貿易収支を改善させるには、自国財に対する外国需要の弾力性と外国財に対する自国需要の弾力性が十分に大きくなければならない。この条件をマーシャル=ラーナーの安定条件(ML条件)と呼ぶ。
     しかし、自国の為替レートが下がっても経営...

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