国語指導法 第1分冊

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    資料紹介

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    <課題①>

     A領域「話すこと・聞くこと」の指導内容は、①話題設定や取材、②話すこと、③聞くこと、④話し合うことの4項目で構成されている。児童の発達段階や実態に応じて、各項目を2学年ごとに設定されたねらいに基づきまとめる。

    ①話題設定や取材に関する指導事項

    低学年は,身近なことに興味や関心を持つ傾向があるので,学校生活や家庭での日常生活における身近なことや経験したことなどの中から話題を決定し,必要な事柄について思い出すように指導する。

    中学年は,自らの興味・関心に応じて話題を決定し,必要事項の調査で得た情報の要点をメモすることを指導する。その際,内容の整理及び相互関係を考慮し,聞きたいことや話したいことを明確にさせることが重要である。

    高学年は,主体性や個性が高まる時期であるため,身近な関心事に加え,日常生活の中で考えたことや特に伝えたいことなどを目的や意図を持って話題設定し,取材で得た知識や情報を関係付けて活用することを指導する。

    ②話すことに関する指導事項

    低学年の話し相手は教師や友達など身近な人々であり、人数も少人数から学校全体へと広げていくと考えられる。そこで、そ...

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