日大通信 法律学概論 分冊Ⅰ・Ⅱ

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    資料紹介

    分冊Ⅰ

    ポイントをおさえられている。最後の結論についてさらに深く考えてみてください。という評価でした。合格レポートですがあくまでもご参考にお使いください。

    問 法の解釈の性質に関して、「具体的妥当性(あるいは正義)を犠牲にして、法的安定に奉仕する」とはどういうことか?また、この姿勢は望ましい法解釈といえるか。

    キーワード  妥当な解釈  裁判官の法創造作用

    分冊Ⅱ
    参考にした文献を踏まえ、自分の言葉で書けるとより良いレポートになると思う。という評価でした。合格レポートですがあくまでも参考にお使いください。

    問 法の適用に関する通則法3条(旧法例2条)、任意法規、事実たる慣習について、それぞれの内容を論じ、さらにこれらがもたらす矛盾(と解決法)を説明しなさい。

    キーワード 強制法規  任意法規  法の形式的効力

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    法には社会の秩序を維持するという目的があり、法的安定性を社会において確保することにある。法的安定性をもたらすことは、法の重要な目的であるが、それと同時に、正義(あるいは具体的妥当性)を実現することも中心的な目的としている。

     しかし、この2つの目的にはしばしば根本的に対立し矛盾に陥る。実定法は人間が作るものであり、国家法は政治と密接に結び付くため、内容が正義に反する場合のあることは避けがたい。また、正義の理念が、現実の把握において多様であるために、法が正義に合致するかどうかについて意見が分かれることも多い。正義を重視する立場からは、正義に反する法は無価値であり、単なる暴力にすぎないことになるが、法的安定性を重視する見方からは、悪法といえども法のないのにまさり、正義と信ずるところに従って行動するならば、社会は混乱に陥り、安定性を保てないと考えられる。この矛盾をどう調整するかは、具体的な場合に即して判断するほかないが、法としては、常に秩序の上に築かれた正義を実現する使命を課せられている。法のもとに生きているすべての人間が努力と反省を重ねて、このような法を実現してゆくことが、民主社会の法秩...

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