立命館大学 人文総合科学基礎講読Ⅰ
レポート自体は日本語で書いています。
※抜粋部分は原文のままです。
この舞台小説は、少々奇妙だとも感じられる一組の親子の関係が、息子の生前と死後とで変化している。
二人の性格や生活環境などの要因を通してなぜそれが起こったのかを明らかにしていきたいと思う。死後の世界から戻ってきた息子との関係を二人の性格を通して考察していく。
その他の資料http://www.happycampus.co.jp/docs/983431725001@hc05/
人文総合科学基礎講読Ⅰ
SOUL GONE HOME
私はこの舞台小説を読んで少々、奇妙だとも感じられるこの一組の親子の関係が息子の生前と死後とで変化したのかを二人の性格や生活環境などの要因を通して明らかにしていきたいと思う。
まず最初に、親子の生活環境から見ていく。家族構成は、主人公の少年Ronnieとその母親の黒人の母子家庭であった。そんな彼らの生計を立てているのは主に母親で、その仕事と娼婦だったがあまり収入は得られていないようである。そして彼らは大変貧しい暮らしをしており、食事もまともに食べることのできないような生活をしていた。しかしそんなことが原因となって息子は栄養失調を引き起こして死んでしまう。これがこの物語の重要なところで、この息子が死後の世界から戻ってくるというのが主なところである。次に、この二人のそれぞれの性格を見ていきたい。
まず母親の性格を見ていく。彼女は赤いセーターを着たり、化粧を何度も直すシーンがあることから、派手好きな女性であることが分かる。そして彼女は売春で生計を立てており、息子Ronnieを生み、未婚の母になっているが女手一つでここまで育てたことからも...