公的扶助論01

閲覧数3,256
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。

    科目「公的扶助論①」

    課題「貧困概念の拡大を踏まえつつ、現代社会における公的扶助(生活保護)の役割について述べなさい。」

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    公的扶助論 1単位め
    (課 題)
    貧困概念の拡大を踏まえつつ、現代社会における公的扶助(生活保護)の役割について
    述べなさい。
    (解 答)
    貧困の概念には大きく分けて2つあり、「絶対的貧困」と「相対的貧困」に分けられる。
    「絶対的貧困」は各家計がこれ以下だと食べていけない、あるいは最低限度の生活を送
    るのに支障がでるといった絶対的な水準に着目する考え方である。イギリスのヨークにお
    いて行われたラウントリーの貧困調査(1899年)はこの考え方をもとにして行われた。ラ
    ウントリーは労働者の家計支出の中で特に食事に注目し、食事にかかる費用をもとに人が
    生きていくためにはどれくらいの栄養を取る必要があるのかを計算した。男性では1日、
    3500k cal が必要な栄養摂取量であるとされ、必要な cal が取れているかどうかによって
    貧困を判断した。そして生命の危機に関するまで栄養を取れない状態を第1次貧困、生命
    の維持はできるが病気や怪我により特別な支出があった場合は生活が出来なくなる状態を
    第2次貧困とした。ラウントリーやブースの調査により貧困が個人の責任だけではなく、
    社会的・構造...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。