福祉法学03

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    資料紹介

    東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。

    科目「福祉法学③」

    課題「不法行為とは何か、福祉施設長の責任についても言及しなさい」

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    福祉法学 3単位め
    (課 題)
    不法行為とは何か、福祉施設長の責任についても言及しなさい。
    (解 答)
    私たちの生活は、日常において交通事故や医療過誤等の様々な事故に遭遇する可能性が
    あり、この場合に発生した損害を加害者に賠償させる必要があり、加害者により発生させ
    られた損害を金銭により賠償させる法制度を不法行為という。すなわち、発生した損害の
    賠償を誰にどのように負担させるのかを規定するためのものである。しかし、民法では個
    人主義の原理であり、個人の活動の自由を確保するための責任制度である。このことから、
    自分の行為についてのみ責任を負う“個人責任の原則”と過失がある場合にかぎって責任
    を負担する“過失責任の原則”がある。
    不法行為には1つの行為(事故)から民事上の責任と刑事上の責任が生じることが多く
    みられる場合がある。しかし両者を区別しなければならない。例えば、ある社会福祉法人
    が経営しているデイサービスにおいて、利用者が特殊浴槽に入浴をしている時に介護員が
    手を滑らせて特殊浴槽から落ちてしまい怪我をさせた場合、刑事上は業務上過失傷害罪と
    なり懲役、罰金等の刑罰が...

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