(PA3030)教育の歴史と思想 2単位目

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2017年10月に合格したものになります。
そんなにレポートの難易度は高くないですが、
ご参考にしていただけると、助かります(^ ^)

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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

 まず課題の一つ目として、啓蒙主義と新人文主義の教育思想について特定の人物に触れて考察し論述する。
 中世のヨーロッパ及びルネサンスはキリスト教の権威に根拠を求め、「神」中心の思想と生活の統一性を構築していた。しかし、宗教改革を契機にユマニスムと相まって次第に「神中心」から「人間中心」へと変化していく。それから幾ばくか経過し、17世紀後半から18世紀にかけて啓蒙思想及び主義が誕生し、人々は人間の理性による納得や事物認識を拠り所とした。現実の経験を尊重しつつ理性によるその吟味を通じて合理的、科学的な態度を形成し、それによって新たな人間と新たな社会秩序の実現を期するものである。思想の傾向として、啓蒙を通じて社会的不平等に目を向け、それを廃止しようとすることに意義がある。人間理性の啓蒙によって新たな市民社会の担い手を形成し、そのことで封建社会を打倒・変革しようとする態度は、啓蒙主義者をして必然的にその目を人間の内面形成へと向けさせることになった。すなわち、教育思想の展開につながるのである。
 啓蒙主義の代表的な思想家の一人がフランスのルソーである。ルソーは「万物は造物主の手を離れるときは全て...

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