2018年の問題に対応しております。
比較教育学の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は650~1050文字の範囲内で作っております。
・アメリカの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
・イギリスの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
・中国の社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
・インドの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
・ドイツの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
・東南アジアの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
テキスト
・田中圭治郎編2004『比較教育学の基礎』佛教大学
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
アメリカの社会と学校教育のかかわりについて述べよ。
アメリカの教育の最大の特徴は、その多様性にあるといえるだろう。文部科学省による
中央集権的な統括のもとにきわめて同質的な学校教育が展開されている日本の教育と比
べると、学校制度の面でも、教育内容や方法の面でも、アメリカの教育は一見捉えどころ
が な い よ う に 感じ ら れ る 。
これから、そのようなアメリカの社会と学校教育のかかわりについて述べていく。
アメリカの特徴の一つとして多様性があげられるが、そういったアメリカの多様性は、
多様な学生集団の教育ニーズに柔軟に対応した教育サービスを提供する目的でとられて
いる教育の地方分権制の必然的で意図的な結果とみることもできる。アメリカでは、連邦
政府の役割は国家指針と助言を提示し、財政援助を行うことに限られており、教育に関す
る基本的権限は州に付与されるとともに、学校の管理・運営に関する具体的権限は地方学
区に委譲されている。したがって学区は、国家指針を尊重しながら、州法で許容される範
囲内で、地域の財政的・社会的・文化的状況に柔軟に対応した教育サ...