2018年の問題に対応しております。
学校臨床心理学の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は600~1350文字の範囲内で作っております。
・学校現場で生かされる臨床心理学の視点について解説しなさい。
・「不登校は、自立の病である」ということができます。思春期の課題と関連させてこのことを論じなさい。
・児童生徒に生じている「心の問題」についてまとめなさい。
・教師の仕事とスクールカウンセラーの仕事の共通点と差異について考えなさい。
・「心を癒す」機能を学校が担うために必要なことはなにか、について述べなさい。
・スクールカウンセリングの特質をまとめなさい。
テキスト
・東山紘久2002『スクールカウンセリング』創元社
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
学校現場で生かされる臨床心理学の視点について解説しなさい。
スクールカウンセラーは、臨床心理士にとって一番難しく、根本的なことが問われる場
に入るという覚悟がいる。そこには個人と密室で会うときと、次元が異なるような大きな
問題が背後にあることを常に認識しておくことが必要になる。スクールカウンセラーは、
個人的なレベルの問題はさておき、ほとんど何もできないと思っておくほうがよいくらい
である。そして、何もできないことを知っている人が、根本的なことを一番やれる可能性
が あ る 人 な の であ る 。
カウンセラーには常に心の原理に対する豊富な知識と現実吟味力が必要になる。問題の
レベルを把握する力が不可欠になる。カウンセラー自身の心が問題解決を求めたり焦りを
感じたりしたら、原理を思い出せばよい。スクールカウンセラーは原理を他人やまわりに
言う人ではない。自分が原理を行うようにするのである。原理とは「カウンセラーは何も
しないことに最大の努力をする」「魂にメスはいらない」「こころの原理は二律背反」「自
然(じねん)」などや「ただただ聞くとよい」「心を開...