【A評価】教職入門/聖徳大学通信教育部「教職入門」第2課題第1設題「テキストを読み、他の文献なども参考にしながら、「保育者の専門性」について述べなさい。」です。/講評は大まかに次の通りです。「ここで保育者の専門性としてまとめたことは、自分自身が保育者になった時に求められることでもあります。そのことを踏まえ、今の自分をさらに向上させるためには何が必要なのか、もう一度考えてみてください。」
参考文献:
【参考文献】
1)教員の地位に関する勧告(抄)より指導的諸原則第6条
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)1966年9月21日~10月5日ユネスコ特別政府間会議採決 文部科学省HPより抜粋(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo8/gijiroku/020901hi.htm)最終検索日2017年6月9日
2)変動社会の教師教育 今津考次郎 名古屋大学出版会 1996年1月
3)保育者の専門性とは何か 白石崇人 社会評論社 2013年2月10日
4)改定 教職入門-未来の教師に向けて 古橋和夫他 萌文書林 2007年4月15日
・教職における専門性論の再考・序論 朝日素明 摂南大学教育学研究第10号 2014年1月
・学校を改革する 学びの共同体の構想と実践 佐藤学 岩波書店 2012年7月5日
第2設題第1課題
1966年、ユネスコの特別政府間会議採決の中の『教員の地位に関する勧告』第6条において、「教育の仕事は専門職とみなされるべきである。この職業は厳しい、継続的な研究を経て獲得され、維持される専門的知識および特別な技術を教員に要求する公共的業務の一種である。また、責任をもたされた生徒の教育および福祉に対して、個人的および共同の責任感を要求するものである。1)」との勧告が出された。「みなされるべき」という一文から分かるように、この勧告は、教職が一般には専門職とみなされていない現状を踏まえているとも言える。
そもそも教職の専門職性とは、戦後50年代頃まで議論さ...