児童家庭福祉 設題1
日本における児童家庭福祉の歴史的返還についてと児童家庭福祉を取り巻く現代社会の状況について述べなさい。
2017年度に提出し、一発合格したレポートです。
豊岡短期大学通信教育部
良く書けている(A)
・指定された文字数を満たして簡潔に書かれている
・レポート全体を通じて、、「である調」で、丁寧な文字で書かれており、誤字脱字も全くない。
・児童家庭福祉の歴史的返還について、①近代以前における子どもの保護、②明治期における子どもの保護、③対象・昭和初期における子どもの保護を踏まえて、明確に説明されている。
・児童家庭福祉を取り巻く現代釈迦の状況について、①少子化の進展、②家庭のあり方の変化、③子どもの貧困問題の深刻化、④いじめをめぐる問題を踏まえて、明確に説明されている。
設題1 日本における児童家庭福祉の歴史的返還についてと児童家
庭福祉を取り巻く現代社会の状況について述べなさい。
日本における子供の救済は、593 年、聖徳太子によって建設された
四箇院が最初とされている。四箇院とは、敬田院(寺院)、施薬院(
薬草を栽培)、療病院(病人を治療)、悲田院(孤児や病人などを収
容)の4院のことであり、この内の悲田院が孤児や棄児の救済に当
てられた。
明治になると、政府は、富国強兵政策に則り、将来の強い兵士、
優秀な労働力を養成するという国力増強策として、子どもの福祉に
関する施策を矢次早に進めていった。
明治7(1874 年)には、昭和 7(1932)年の「救護法」制定まで、
日本の救貧制度の中心となる「恤救規則」が制定された。
明治 33(1900)年には「感化法」が制定され、満8歳以上 16 歳未
満で適当な親権者のいない不良少年を感化院(現在の児童自立心施
設の前身)で保護、教育することになった。
明治 32(1900)年には福留幸助により私立感化院である「家庭学
校」が設立された。
明治期の公的施策は、国策にそう形でのみ限定的に行われて...