2018年の問題に対応しております。
保育方法論の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は700~1450文字の範囲内で作っております。
・人的環境としての保育者のあり方について述べよ。
・生活習慣が形成される過程について説明せよ。
・自由保育における指導の意味について思うところを記せ。
・日常生活と遊離しない園行事のあり方について説明せよ。
・倉橋惣三の保育の要諦をキーワードを使って説明せよ。
・「幼稚園真諦」「育ての心」等を読んで学習したことを記せ。
テキスト
・高橋司1997『保育方法論』佛教大学
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
人的環境としての保育者のあり方について述べよ。
幼児を取り巻くあらゆる環境の中で大切なものは、人的環境であり、中でも担任の保育
者の存在がその最たるものである。施設設備の充実はいうまでもないが、それを補うもの
は保育者の情熱であり、担任との出会いから幼稚園教育が始まるといえよう。入園当初は、
「楽しい幼稚園」といっても担任に一方的にたよって登園してくるのであり、「わたしの
僕の先生大好き」と思われる存在にならなければならない。担任との出会いほど幼児の生
育について多大な影響を及ぼすものはないのである。
保育者自身の人格や日常の無意識的な言葉や行動などが、幼児の行動や心情に与える影
響は多大なものがあり、幼児は大好きな先生をそっくり真似ていくのである。たとえば、
ピアノにもたれて話しかける癖のある保育者のクラスの幼児が、幼稚園ごっこをすると、
そっくりの行動をするし、いつも腕まくりしている保育者のクラスの幼児は、そでをおろ
そうとしないなどである。このように保育者との人間的な接触の大きさを考えるとき、保
育者自身の日常のあり方を率直に反省しなければならな...