日大通教 国際経済論 分冊2

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    資料紹介

    日大通教 国際経済論 分冊2
    平成29・30年度報告課題合格リポートです。
    【課題】2 金本位制およびブレトンウッズ体制の特徴を踏まえて~
    【参考文献】日本大学 通信教育教材「国際経済論」
     (編著者)加藤義喜、南雅一郎、陸亦群 
     (発行所)日本大学通信教育部(出版年)2016年6月15日
    【評価】 課題の要求に沿った形に構成されており、内容も必要な点はほぼ押さえられています。自身の考えもそれとわかる表現となっており、明確です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    金本位制は第一次大戦前に主要先進国で広
    く採用されてきた通貨制度である。金本位制
    では、各国が通貨単位を金に対して固定する
    形 で 取 引 が さ れ て き た 。
    第一次大戦が開始するまでは、この制度で
    安定していたが、労働力低下、物資不足など
    もあり、混乱の中で多くの国が大戦中に金本
    位制から離脱した。大戦後、金本位制への復
    帰の試みがなされたが、うまくいかなかった。
    金本位制は固定為替相場制度であり、金本位
    制度の下では外国為替相場の安定が見られた。
    しかし、その安定は国内における物価や国民
    所得の大きな変動を伴った。各国において国
    民所得や雇用の変動が発生する状況を改善し
    ようという流れになり、失業増加を伴う金融
    引き締め政策をためらうようになった。赤字
    国、黒字国共に自国の国内物価、雇用の安定
    を目指す風潮が強まる中で、金本位制の国際
    収支調整機能は徐々に失われていった。
    第二次大戦後、次第に確立され1970年
    代初頭まで維持された国際通貨体制がブレト
    ン・ウッズ体制と呼ばれる。戦後の国際通貨
    体制の管理・運営のために作られたIM...

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