教育相談の理論と方法 1分冊 児童の理解

閲覧数2,891
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    玉川大学、通信のレポート。教育相談の理論と方法の1分冊。
    児童の理解。【A判定】

    課題内容
    児童を理解するにあたり、小学生の心理的な発達の特徴をまとめなさい、さらに、心のサインにはどのようなものがあるかをまとめなさい。

    2019年度課題。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    エリクソンは心理社会的発達理論において、児童期の発達
    課題は「勤勉性の獲得」であるとしている。子どもたちは小
    学校に入り、様々な知識や技能を身につけ、仲間との集団関
    係を育成する。そのなかで勤勉に取り組み、物事をやり遂げ
    ることによって、自分の能力に対する自信や達成する喜びを
    得ることができる。つまり「勤勉性の獲得」とは、自己の有
    能感や自尊心が得られるということである。だが、この「勤
    勉性の獲得」に失敗し、他者から否定的な評価を受けたり、
    物事をうまく達成できなかったり、或いは仲間よりも劣って
    いると感じると、子どもは「劣等感」を覚えるようになる。
    この「劣等感」を持つことは次期の青年期におけるアイデン
    ティティの形成を難しくするといわれており、ここでの親や
    教師の関わり方は非常に重要である。
    まずは子どもの興味・関心を大切にし、子どもが自主的に
    取り組める環境を整えてあげることが重要である。「勤勉性」
    というのは学業に限ったことではない。スポーツや学級活動、
    習い事、家庭での手伝いなども含めて、その子どもが頑張れ
    ば達成できそうな課題を設定し、それが達成できたときには
    しっかりと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。