教師の労働と専門性について書いたレポートです。
教 育 現 象 の 社 会 学
多様化する子どもや家庭が増えてきたこと
によって学校でも子供たちの状況は絶えず変
化し複雑に、かつ困難になっていっている。
そして、学校側はその多様な問題に対応する
多様な専門性が求められる。そのため教育で
はない福祉や心理系の人材も必要不可欠にな
ってきた。しかし人材が増えるので、学校の
組織力の向上も必要になってくる。教育現場
の問題は虐待や貧困の問題、個人のアレルギ
ーや通学の安全など教師や学校に問われる責
任は幅広い。体罰やモンスターペアレントの
存在もあることも含め生徒指導上での課題や、
特別支援教育の充実化など、量的、質的どち
らの側面も教師の対応が求められるようにな
ってきたように思える。そんな中、新学習指
導要領では、今までのカリキュラムにプラス
された内容が多い。どの学年、どの教科であ
っても当たり前のように。佐藤学は「教師の
在り方(専門職性。使命と責務、教養と能力、
地位と待遇)が、子どもの現在と未来、日本
と地域の現在と未来を決定すると言っても過
言ではない。」と述べている。まさしくその...